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Coldplay@神戸ワールド記念ホール [LIVE]

photo3.jpgまだ現実に戻って来てません。
本当に本当に本当に×∞最高のステージでした。
とりあえず、2月にして今年最高のライヴ決定です。
もしかすると、私の人生でも最高のライヴになるかも。
少なくとも、今までの私の人生で最高のライヴです。

今回で5回目のColdplayのライヴ。
花火を持ってシルエットで登場し、冒頭からキラーチューン連発。
クリスが所狭しと動き回るのはもちろん、バンドも客席に向かって作られた花道で演奏したり、アリーナ後方のミニステージで演奏したり、"Yellow"での黄色いバルーン、"Lovers In Japan"でスクリーンに日本の風景、暗闇で光る蝶々の紙吹雪が舞う中和傘をさして歌ったうクリス、360°映像が写る球体のスクリーン、レーザーライト、何度も変わるステージ後方のスクリーン、そして惜しみなく披露されるクリスの時に激しく、時に切ないピアノ。
最高のエンターテイメントでした。
何度も観ているのに、その度にそのステージが最高のステージだと思わせてくれるColdplay
この上ない地位と名誉を手にしているにもかかわらず、昔と変わらずみんなを喜ばせようと一生懸命で、どこまでも謙虚なColdplay
こんなバンド全世界中でもColdplay以外に居ないと確信しています。
これからも応援し続けます。
宇宙一大好きです。

ということで、タダの自己満足で、忘れたくない一心で書いた長ーーーーーーいレポですが、お暇な方はどうそ。
どうしてもクリスに逢いたくて、色んな人に協力してもらってMeet&Greetに4回くらい応募したけど全部はずれ。
(協力頂いた方々、本当にありがとうでした。)
Black KidsのMeet&Greetに当たったもんだから、なんか当たる気がしてた(笑)んだけど、流石にね。
グラミーとったバンドはそう簡単にはいかない。

■2月14日(土)
朝イチの飛行機だったので、10時過ぎには大阪の繁華街へ到着。
ちょっとフラフラして、ランチは大阪の友達とビール飲み放題な飲茶。
1年ぶりの再会!
楽しくてあっという間の2時間。
いい気分になりつつ神戸へ。
荷物をホテルに置いて、暑かったので上着までホテルに置いて会場へ。
先に到着していた友達1人と合流。
私だけ先に入ってても良かったんだけど、明日もあるし番号もあんまり良くないのでライヴモード(薄着)でもう1人の友達を待つ。
酔いも醒め、日も落ち寒くなってきたけどなかなか来ない(涙)

オープニングアクトが始まる20分くらい前にやっと合流して、中へ。
カメラチェックなし。(これは前回も同じ。)
後方は結構ゆるゆる。
18時過ぎからオープニングアクト。
オープニングアクトはJon Hopkins featuring Davide Rossi
自らの楽曲(『Insider』収録予定)の一部を「Life In Technicolor」と「The Escapist」へと提供した縁で、今回のジャパン・ツアーのオープニングアクトを務めているらしい。
Macを駆使して映像と音楽を操り、エレクトロヴァイオリンのDavide Rossiをフィーチャーしての30分。
映像はかなりシュール。
嫌いじゃないけど、得意なジャンルではないのは確か。

オープニングアクト終了後、19時前くらいから、BGMに合わせ客席からはColdplayの登場を待ちわびる拍手がわき起こる。
19時過ぎ、Jay-Zの曲で音量UP
否が応でも盛り上がる客席。
そしてオープニングSEの「美しく青きドナウ」!!!
懐かしい。
中学生の頃ピアノで弾いてたなあ。(結構難しい。)
ここでも曲にあわせて手拍子が。(スタッフが煽っていたとか?)

そして「美しく青きドナウ」が終わるといよいよ1曲目の「Life in Technicolor」が!
ステージに降ろされていた薄いスクリーンの向こうに花火を持った4人が登場!!
シルエットのみの憎い演出。
かなりステキ!!!
そして「Villet Hill」でスクリーンがロールアップ!!!!!
・・・のハズが何かに引っかかってスクリーンの右肩が上がらない!!
クリスの胸くらいまでしか見えてない(笑)
一瞬演出かと思ったけど、翌日はすんなり上がったので、あれは間違いなくトラブル。
一瞬ひやっとしたけど、なんとか曲も止まる事なく、スクリーンも無事上がり、ステージの全貌が登場!
バックスクリーンは『Viva La Vida』のジャケ。
メンバーの衣装ももちろん『Viva La Vida』仕様。
そしてここから怒濤のキラーチューンラッシュ。
次はいきなり「Clocks」ですよ。
こんなに飛ばして大丈夫なのか!?と心配してしまうほど、惜しみなく名曲が次々と演奏されていく。
ステージの左右から客席に向かって「花道」が作られていて、クリスが何度もその「花道」に出て来てくれる!
私たちは左の花道の近くで、左にクリスが来てくれたらむっっちゃ近い!!
特に「In My Place」ではジョニーとかなり長いこと居てくれて、ラストはいつものように跪いた状態から後ろに倒れ込んで、ジョニーに引っ張り起こしてもらうクリス。何度もこの光景見てるけど、クリス体やわらかい!
近くで見てた人は、丸見えのクリスのおなかに視線釘付けだったとか。
「Yellow」ではお約束の黄色い照明に黄色いバルーン。
会場全部が真黄色!! 
yellow2.JPG

幸せいっぱいの「Yellow」
この日は残念ながらバルーンに触れなかったけど、むっっっっちゃキレイだったし、むっちゃ盛り上がってた。
割れたら割れたで中からキレイな黄色い紙吹雪が。
ラストはステージに来たバルーンをギターヘッドで割るクリス。
相変わらずお茶目。
そして、『Viva La Vida』の収録曲へ。
「Chinese Sleep Chant」は「Yes」の後半部分。
「42」では前半のピアノの弾き語り部分がクリスのアップがモノトーンでスクリーンに。この曲がこんなに切なくて素敵で心に染み渡る曲だったとは。
思わず涙。
そしてテンポアップした後半はカラーになりクリスのゴーストダンスが!!
ゴーストダンスを披露しつつ、ところ狭しとステージを駆け回るクリス。
そしてまたリプライズしてくる前半部分でピアノに飛びついて切なく弾き語るクリス。
どれだけ私の心を奪えば気が済むんでしょう。
そしてその流れで「Fix You」ですよ。
これで泣かないでは居られない。
その歌詞のとおり、「Tears stream, down on "my" face」でした。
クリスにFixされるグウィネスが世界で一番羨ましい(涙)
「Strawberry Swing」では、ステージの左右のスクリーンが左右対称!
私は左のスクリーンを見ていて、ジョニーのギターが左弾きなのにビックリしてステージのジョニーを思わず確認。
よく見たら、左のスクリーンが反転しているだけだった。
スクリーンと言えば、ステージ上に4つ、ステージの両サイドに1つずつ、会場後方に1つ、球体のスクリーンがあって、時々下に降りて来て、360°映像が4人の映し出されたり、効果的に色が変わったり、幾何学模様が映し出されたりしてかなり斬新!!
そして、スクリーンに投影される光源はスクリーン後ろにあって、映像はスクリーンに後ろから投影されているタイプでした。
「Strawberry Swing」が終わると、メンバー全員が右の花道へ。

なんとそこはBステージになっていて、シンセドラムとピアノが既に設置済み。
そこで、ダンスアレンジされた「God Put A Smile Upon Your Face」が!!
カッコイイ!!
そのままメドレー的に「Talk」へ。
これまた超カッコイイ!!
(ここで明日は絶対右の花道の前を陣取ることを決意。)
そして、「The Hardest Part」をクリスがピアノ1本で。
途中、メインステージに戻っていたウィルがコーラスで加わり、スクリーンはクリスとウィルの2ショット。
そのままクリスのピアノで「Postcards From Far Away」
まるで映画を観ているかの様。
しっとりと終わったかと思うと、突然ウィルがティンパニを叩きながら「ウォオオーーーオォーー!」と熱唱!
カッコイイ!!
そう、ついに「Viva La Vida」!!
クリスも途中で脱ぎ捨てていたジャケットを再び羽織り、走ってメインステージへ!!!
会場も最高潮。
ラストは左の花道に来てくれて、「when I ruled the world...」でクリスは左手で作ったピストルで自分の頭を撃ち、その場へ倒れ込んだ!
曲が終わったのに、会場からは「ウォオオーーーオォーー!」のコーラスが止まない!!!
それに命を与えられたかのように再び起き上がるクリス。
自然とわき起こったコーラスなのに、計算されていたかのよう。
お客さんたちも素敵です。
そして「Lost!」が終わると、今度は全員ステージ左脇から後方へ!!
左の通路を走るメンバーに気をとられる人が多かったせいか、後ろの柵を見たらちょうど2人分誰もいないところがあったので、私は友達の手を掴んで、後ろの柵へ。
Bブロックの左後方にCステージが設置されていて、そこでまたしてもアコースティックセットが!
私と友達は見事に視界を遮られることなく4人を堪能することができました。
Cステージでは「Green Eyes」とウィルがボーカルを取る「Death Will Never Conquer」
そして暗転。
クリスマスにColdplayのオフィシャルサイトで配信された「Viva La Vida (Thin White Duke Mix)」が!!
スクリーンには客席が映し出され、誰からというわけでなくみんな携帯の灯りをかざし始め、スゴくキレイ。
球体のスクリーンに映し出されたその風景はまるでミラーボール。
もちろん私も携帯をかざしました。
客席も演出に加えてしまうところがホントにスゴイ。

暗転後は「Politik」
もう何もいえねぇ。
「Politik」 のラストはErik Satieのピアノ曲、Gymnopedie No. 1
クリスのピアノが惜しみなく披露された瞬間。
そしてこのライヴ2度目の最高潮「Lovers In Japan」
スクリーンには桜の映像に始まり、日本の風景が!
そしてそして、上からは暗闇で光るチョウチョの紙吹雪!!

チョウチョ.JPG

気がついたらクリスも赤い和傘をさして歌ってる!!!
なんてキレイなんでしょう。
なんて素敵なんでしょう。
涙が止まらない。
チョウチョをキャッチしたかったんだけど、近くまで来るのにキャッチできない。
そしたら、私の隣に居たお兄ちゃんのところにヒラヒラと1匹飛んできて、お兄ちゃんは私の方をチラッと見てキャッチ。
キャッチ後もぎこちない感じでチョウチョを持っていたお兄ちゃん。
曲が終わって、反対の隣に居たみぃちゃんに「チョウチョ取れなかったね。」と言ったら、「これ、あげます。」って私にチョウチョをくれました!!!
いい人!!
一瞬クリスのことが頭から消えました(笑)
本編ラストは「Death And All His Friends」
本当に、映画の様な時間でした。

アンコール1曲目は「The Scientist」
いつも号泣する曲だったのだけど、気持ちも最高潮だったし、あー、もうこの幸せな時間が終わってしまうんだという気持ちとか、Coldplayへの感謝の気持ちとか、色んなことが頭をよぎって嗚咽に近いくらいの号泣でした。
そしてホントに最後の最後、「Life In Technicolor II」
・・・終わってしまった(涙)

viva.JPG

時間にして1時間40分。
幸せすぎる時間でした。
終わってもしばらく放心状態。

会場を後にするとき、友達に「今日、ホントよかったよね・・。」と言った
瞬間、また感動が蘇って来て涙が。
本当に最高に素敵な時間でした。
神戸まで来てよかった。

■2月15日 (日)
今日は一人。
昼くらいまでゆっくりして、ライヴ会場近くにあるIKEAへ。
思わずたくさん買い物をしてしまう。
早く九州にも出店してくれー!

早めに会場にもどって、昨日買えなかったトートバッグを買おうと思ったんだけど、開場時間が昨日より1時間早くなってることに気がつかず、もう物販が始まっていて結局買えず。残念。

無事、右の花道の正面3列目くらいをキープ。
番号が早かったacross the skyちゃんたちはもうちょっと前の方に居た様で、中では会えず。

流石に2日目なので、流れも分かってるし楽しくて仕方の無い2時間弱でした。
セットリストは14日の5曲目「Speed Of Sound」がCステージのアコースティックセットで演奏され、代わりに「Cemetries Of London」をやってくれました。
「Cemetries Of London」好きだったので、15日にやってくれてかなり嬉しかった。

Cステージの曲は14日とがらっと変わってて、アコースティックな「Speed Of Sound」はレアだったかも。クリスはちっこい鍵盤を左手に持ちながらリフを弾いてました。
そして、ウィルの曲はなく、モンキーズの「I'm A Believer」
聴いたことあるけど、曲名とか思い出せず。
以前にもColdplayはやってたよね?(さいたまSAでもやったみたいだけど、ほかでも。)
あとは、14日に触れなかったバルーンにも触れたし、チョウチョの紙吹雪も降って来たのをたくさんキャッチできたし、ホント、心の底から楽しみました!

アンコールの「The Scientist」は、最初にクリスが日本語で何かを言おうとして噛んでしまい苦笑い。
そのまま微笑ましく始まり、途中「ひゃくまんどるのやけいがぁ〜♪」と一部日本語で歌ってくれました!
多分、最初に「百万ドル」って言いかけて噛んだんじゃないかと。
「ひゃ・・・」って言ってたから(笑)
おかげで号泣はせずに、暖かい気持ちで聴くことが出来ました。

グラミー2回も取って、ホントに全世界的にBIGなバンドに成長しているColdplay
なのに、昔と変わらずいつもお客さんのことを楽しませようとあらゆることを全力でやってくれ、ホントにスゴイエンターテイナーだと改めて実感。
そしてどこまでも謙虚。
『Viva La Vida』のライナーノーツに載ってるけど、

「今の自分たちよりも次元の高いところに行かなければ、って感じだったんだよ。とにかくもうこれ以上はビッグになれないんだから、もっと質を上げるしかないだろうって。信じられないくらい恵まれた立場に居るんだから、どんどん、どんどん、磨きをかけいかなきゃ馬鹿だよなと思ったんだ。」


というクリスの言葉に全てが表れていると思ったステージでした。

世界中で、いや、宇宙一大好きです。


▼SET LIST
2009.02.14 神戸ワールド記念ホール
01. Life in Technicolor
02. Villet Hill
03. Clocks
04. In My Place
05. Speed Of Sound
06. Yellow
07. Chinese Sleep Chant
08. 42
09. Fix You
10. Strawberry Swing
B stage
11. God Put A Smile Upon Your Face ~ Talk (Dance Version)
12. The Hardest Part
13 Postcards From Far Away

14. Viva La Vida
15. Lost!
C stage
16. Green Eyes
17. Death Will Never Conquer
---暗転(Viva La Vida (Thin White Duke Mix))---
18. Politik〜Gymnopedie No. 1(Erik Satie)
19. Lovers In Japan
20. Death And All His Friends
---アンコール---
21. The Scientist
22. Life In Technicolor II


2009.02.15 神戸ワールド記念ホール
01. Life in Technicolor
02. Villet Hill
03. Clocks
04. In My Place
05. Yellow
06. Cemetries Of London
07. Chinese Sleep Chant
08. 42
09. Fix You
10. Strawberry Swing
B stage
11. God Put A Smile Upon Your Face ~ Talk (Dance Version)
12. The Hardest Part
13 Postcards From Far Away

14. Viva La Vida
15. Lost!
C stage
16. Speed of Sound
17. I'm A Believer (The Monkees COVER)
---暗転(Viva La Vida (Thin White Duke Mix))---
18. Politik〜Gymnopedie No. 1(Erik Satie)
19. Lovers In Japan
20. Death And All His Friends
---アンコール---
21. The Scientist
22. Life In Technicolor II


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  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: EMI MUSIC JAPAN(TO)(M)
  • 発売日: 2008/06/11
  • メディア: CD



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コメント 4

Nao

すごーい。まるで実況中継!(ライヴが甦る!)
力作、お疲れ様でした。

ライナーノーツは読んでいなかったんだけど;;
>もうこれ以上はビッグになれないんだから、もっと質を上げるしかないだろうって。
これ!昨夜りぐさんへのお返事に
Coldplayはどんなに「大衆的」になっても
「質」が落ちることがないどころかいっそうグレードアップしてるって書いたけれど
彼らはそれを強く意識していたということね・・・

本当に素晴らしいライヴだったねー。
by Nao (2009-02-18 22:58) 

rigby

▽Naoさん
読んでくれてありがとう!(笑)
忘れたくない一心で書いたタダの自己満足なのだけど・・。

そう、昨日Naoさんのお返事読みながら、ライナーノーツと同じだーって思ってたの(笑)
ちゃんと自分の意図したところへ自分たちを高めて行ってるColdplayって、やっぱりスゴいね。
by rigby (2009-02-19 00:00) 

DEBDYLAN

思わず最後まで読みきっちゃいました^^。
rigbyさんの感動おすそ分けしてもらっちゃったw

ライヴの素晴らしさが伝わってきました♪
COLDPLAYのファンとしてはビギナーなんですが、
一度彼等のライヴに参加してみたいです。

でもグラミー直後なんてもの凄いタイミングでの来日でしたね。

by DEBDYLAN (2009-02-19 23:40) 

rigby

▽DEBDYLANさん
読破頂きありがとうです(笑)
本当に彼らのライヴは、オーディエンスのことを一番に考えていて、どうやってお客さんを楽しませようかって工夫を凝らしてるので、次回の来日ツアーの時は是非是非行って欲しいです。
グラミーは3冠だったけど、ジャパンツアー後のBrit Awardsは無冠でしたね・・・。
残念。
by rigby (2009-02-21 13:22) 

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