INGLOURIOUS BASTERDS [MOVIE]
やっと観てきました。
一言でいうと、「タランティーノ色120%」な映画です(笑)
既に観ていた友達から、「かなりグロいから、ご飯は食べてから観た方がいいよ。」と言われていたので、夕食後に観に行ったのだけど、想像よりは全然グロくなかったです。
いや、目を背けたくなるシーンはあるんだけど、タランティーノにしては普通。
1976年のイタリア映画『地獄のバスターズ』(THE INGLOURIOUS BASTERDS)から着想を得て作られた戦争もの。
1940年代、第二次世界大戦中のナチス・ドイツ支配下のフランスが舞台。
「ユダヤハンター」の異名を持つドイツ軍ランダ大佐(クリストフ・ヴァルツ)から家族を惨殺され、唯一生き延びたショシャナ(メラニー・ロラン)。数年後、パリで映画館主となり、ナチス首脳部の集まるドイツ国策映画のプレミア上映会を企画することになり、復讐を企む。
一方連合軍の特殊部隊を率いるアルド・レイン中尉(ブラッド・ピット)は、次々とナチス兵を血祭りに上げ、「イングロリアス・バスターズ」の異名を持っていた。その「イングロリアス・バスターズ」もまた、そのプレミア上映会で作戦を練っていた・・・・。
実在した歴史上の登場人物が出てきますが、ストーリーはタランティーノ流にねじ曲げられて脚色されてます。
別々のストーリーが話が進むにつれ絡み合い、同じ結末を迎える。
テンポのいい展開、次はどうなるんだろう?と思わずにはいられないハラハラドキドキ感。
それぞれ個性の強いキャラクター設定。
ウィットに富んだ描写。
タランティーノが一番得意とする手法が見事に生かされている映画だと思う。
あと、相変わらずタランティーノ映画の音楽はツボです。
個人的には、ショシャナ役のメラニー・ロランがとても可愛かったです。
もちろん癖のある英語をしゃべるブラピも今までにないキャラクターで、これはこれでアリかなと。
ランダ大佐役のクリストフ・ヴァルツもあっぱれな演技。
やっぱり私はタランティーノの映画が好きだなあ、と思った作品でした。
まだ観ていない人は是非。
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