Forget me not [Diary]
数日前、お世話になった方が、51歳の若さで他界されました。
悪性リンパ腫だったそうです。
5月に入院されてから4ヶ月。
ご本人もご家族も、良くなると信じて闘病して来られたそうです。
面会謝絶になることも多く、もともと華奢な方だったのに、更に細くなられていると聞いていたので、そんな姿はあまりみられたくないのではと思い、お見舞いのハガキを投函した翌日、その訃報は届きました。
私のハガキは読まれることなく旅立たれてしまいました。
お通夜で、数ヶ月ぶりにお顔を見たけれど、ホントに眠っているかのように安らかな顔をされていました。
同席した方に
「ハガキ、出したところだったんです。」
と言った瞬間に、涙が止まらなくなり、ホントにもう会えないんだと寂しさがこみ上げました。
香典返しに、わすれな草の種が入ってました。
今日はその方の52回目のお誕生日でした。
いつも優しく、可憐だったその方のことを思い出しながら、種をまきました。
わすれな草のような方でした。
キレイな花が咲くといいな。
勿忘草が咲くと、また泣いてしまいそうですね・・・
でもそうやって、泣いてくれる人がたくさんいるのは・・・
とても幸せな事なのだと・・・
by Nao (2008-09-30 23:07)
▽Naoさん
ホント、泣いちゃいそう。
昔からわすれな草好きなんだけど、更にまた思い入れが増えてしまいました
。
人は、自分のことを覚えていてもらえるように、誕生日とか、結婚記念日とか、何かその人にとって節目の日の前後で旅立つことが多いんだって。
私は毎年この時期になると、わすれな草を見ると、お世話になったこの方を思い出すんだろうな。
そして、それが今私に出来る精一杯の感謝の気持ちです。
by rigby (2008-09-30 23:49)