John Lennon Super Live 2007

12月8日
今年はジョン・レノンの命日に行われたJohn Lennon Super Live
初めて行ってきました。


神田でlineくんと合流して、武道館へ。
武道館入り口で、何故かズームインスーパーのクルーにlineくんがつかまり、インタビューを受けるというオマケがあったのですが、OAはされませんでした（笑）

ライブはそりゃあ、もうアナタ。
もうね、オープニングフィルムから号泣（笑）
結構軽い気持ちでチケット取ったのだけど、ハンカチが手放せないくらいずっと泣いてました。
シンプルなメロディーライン、シンプルな歌詞。
それだけにいろんな想いが重なってね。
Beatlesと出会ってなければ、私は今こんなに音楽が好きになってなかっただろうし、そして、音楽を通じて現在のステキな友人たちと出会うこともなかった。
改めてJohnの偉大さを感じ、改めて私はJohnが大好きだと思いました。
私はJohnのソロアルバムは数枚しか持ってないので、クラウス・フォアマンが歌った曲と、Charaが歌った1曲目、民生が1人で歌った曲が知らない曲だったけど、Beatles時代の曲もたくさん歌ってくれて嬉しかったです。

このライブで清志郎が完全復活だったのだけど、咽頭ガンだったとは思えないくらい声も伸びやかで良く出ててびっくり。
そして、日本語に意訳した歌詞で歌ったMotherとImagineはホントにグッときました。
初めて清志郎のライブを観たけど、やっぱり彼はスゴイや。
マントパフォーマンスも面白かった。
斉藤和義のジェラス・ガイも日本語に意訳して歌っていて、これまた良かった。
民生はスタッフと一緒に登場したせいもあると思うけど、センターに立ってギターを渡されるまでお客さんに気がついてもらえず、それをずっとぼやいてました（笑）
今日のために借りて来たというジョンレノンモデルのギブソンのレスポールで1曲目を演奏。
あ、くるりもリッケンバッカーだったなー。
クラウス・フォアマンは『REVOLVER』のジャケを描いたアーティストで、ジョンのソロ作品のほぼ全てにベーシストとして参加しているアーティスト。
『ROCK 'N' ROLL』でジョンとデュオをした曲をトリビュートバンドの押葉真吾さんと披露。
（ホントは奥さんと歌うはずが、奥さんが急病で来日できなかったらしい。押葉さんがとて申し訳なさそうにしていました。）
樹木希林の朗読も、なかなかこれが素敵でジンと来ました。
2回目の登場の時は、お孫さん（モッくんの子ども？）と一緒で、その子たちがむっちゃかわいくて。
アカペラでImagine歌ってたけど、発音がむっちゃ良くてビックリしちゃった。

個人的に一番良かったのは、吉井和哉の『Hey Bulldog』かな。
鳥肌立ちました。
バラード調にアレンジされた『Help!』もよかった。
民生もすっげーよかったけど、全く期待してなかっただけに、吉井和哉が良かったです。
ラストで、クラウス・フォアマンが日本語で
　「ジョンはここに居ます。」
って言ったのがまた泣けました。

席は北西の2階席だったので、なんとステージのほぼ裏（笑）

全員後ろ姿しか見えませんでしたが、それほど不満はなかったな。
あんな位置から観ることなんて滅多にないしね。
清志郎だけがモニターにカンペの歌詞がないってのも分かったし（笑）
一応スクリーンが横にあったので、正面からの映像も観られなくはなかったし。
あと、ONOCHORDという小さいペンライトみたいなものが配られていたのだけど、最後、会場全員でモールス信号みたいに『I LOVE YOU』を点滅させたのはホントに圧巻でした。

音楽を楽しむことも一つの目的だけど、このライブに参加して色々考えさせられることもありました。
貧しいが故に教育が受けられず、生活のために労働を余儀なくされ、夢も希望も勇気も持てない人々が居ること。
このライブのチケット代で学校を建設して少しで子どもたちに教育を受けさせようとしていること。
ステージ上で絵空事を歌ってる訳じゃないってこと。
深く胸の奥に残るものがありました。

また、来年も行きたいな。
今度はちゃんと正面から観てみたい。

■オープニング：忌野清志郎・奥田民生・斉藤和義・吉井和哉
　奥田民生・斉藤和義・吉井和哉：I Want You
　吉井和哉：Dig A Pony
　奥田民生・斉藤和義：I've Got A Feeling〜I Want You
　忌野清志郎・奥田民生・斉藤和義・吉井和哉：Don't Let Me Down
■くるり：She Said She Said, Nowhere Man
■BONNIE PINK：What You Got, (Just Like) Starting Over
■樹木希林：朗読
■THE SUNDAY DRIVERS [箭内道彦×渡辺健二（スネオヘアー)]：LOVE, Real Love
■クラウス・フォアマン：Bring It On Home
■LOVE PSYCHEDELICO：Instant Karma!, Across The Universe
■樹木希林：朗読
■Chara：Grow Old With Me, Give Peace The Chance
■斉藤和義：Jealous Guy, Baby It's You
■奥田民生：Slippin' And Slidin'
■奥田民生 with 木村カエラ：And Your Bird Can Sing, In My Life
■吉井和哉：Hey Bulldog, I'm Losing You, Help!
■忌野清志郎 with 仲井戸麗市：Mother, A Hard Day's Night, Imagine
■エンディング：出演者全員＋オノ・ヨーコ（Imagineのみ）
　Happy Xmas (War Is Over), Power To The People, Give Peace A Chance, Imagine

◆トリビュート・バンド
十川知司、和田春彦、土屋潔、名越由貴夫、押葉真吾、古田たかし

ライブ後、恵比寿でコバオちゃん・アオッキー夫婦・lineくんの5人で飲みながらいろんな話しに花が咲きました。
みんなかなりのロックオタクだからね（笑）
この日はゆっくり飲むためにコバオちゃんとホテルを取ってたのだけど、偶然にもlineくんも同じ宿だったので、アオッキー夫婦と別れたあと3人で部屋飲み。
気がつけばあっという間に3時。

濃い1日でした。

コメント 3

スネオヘアーのトークと、
BONNIE PINKの綺麗な足と、
斉藤和義"Baby It's You"と、
奥田民生"In My Life"で、
満足でした。
by line (2007-12-18 23:41) 

先日TVでオノヨーコさんが
「Imagineを歌ったらすぐにでも平和が訪れるとジョンと私は思っていた。
でも未だ実現していない。」と語っていたのが印象的でした。

Give Peace A Chanceは、Delaysのカヴァが最高に良かったので
もう一度DelaysのGive Peace A Chanceが聴きたい～(笑)
by Nao (2007-12-18 23:46) 

▽lineくん
In My Life良かったね。
BONNIE PINKの綺麗な足、私も見たかった。
Charaもスカートヒラヒラさせてかわいかったよね☆

▽Naoさん
ジョンは、ただ歌うだけでなく色々アクションも起こしてきたのにね。（だから暗殺されちゃったんだろうけど）
このライブで私も色々考えさせられてしまいました。

DelaysのGive Peace A Chanceって聴いたことない！！！
ライブかな？
私も聴いてみた〜い☆
by rigby (2007-12-19 19:50)